ナイキの「原産国(Made in)」って、調べれば調べるほど“決め打ちできない”のがリアルです。同じモデルでも、あなたの手元はベトナム製、友人のはインドネシア製、店頭の別カラーは中国製……普通にあります。これ、全然おかしくありません。ナイキは世界中の独立した契約工場で生産する前提のブランドで、公式の年次報告書でも主要生産国が分散していることが明確に示されています。たとえば会計年度2024(期末:2024年5月31日)の開示では、NIKEブランドのフットウェアはベトナム約50%、インドネシア約27%、中国約18%が目安として記載されています。(SEC)
この記事は「ナイキ 原産国」という検索意図に対して、僕が“買う側目線”で本音ベースにまとめます。結論はシンプルで、原産国はチェックすべき情報だけど、品質を決める主役ではありません。主役は「個体」です。原産国は“背景”、最終判断は“現物の出来”——これがいちばん失敗しません。
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1)ナイキの原産国がバラバラな理由:分散生産がデフォ
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ナイキは自社工場で一括生産するタイプではなく、国や工場を分散して作ることで供給を安定させています。需要が読みにくい人気モデル(たとえばナイキ エア フォース 1 ’07やナイキ ダンク ロー)ほど、1国依存はリスクです。港や物流が詰まれば遅れるし、材料が遅れればラインが止まる。だから、同じモデルを複数国で並行生産できる体制のほうが強い。
さらにナイキは、契約工場やサプライヤーの情報を学べる公開ツール「Manufacturing Map」も出しています。どの国にどんな工場網があるのかを一次情報として把握できるので、“原産国が複数になるのが当たり前”という感覚が腹落ちします。(Nike Sustainability Map)
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2)原産国はどこが多い?(体感じゃなく公式ベース)
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ナイキの原産国で特によく見るのは、フットウェアならベトナム・インドネシア・中国。これは「なんとなく」じゃなく、会計年度2024の公式開示が根拠になります。(SEC)
アパレルもベトナム比率が高く、主要生産国としてベトナム・中国・カンボジアが挙げられる情報が複数の信頼できるソースで確認できます。(S&P Global)
ここで勘違いしやすいのが、「中国製=偽物」みたいな短絡。今どき、ナイキは中国でも普通に作っています。大事なのは“その個体の出来”であって、国名だけで決め打ちするのは危険です。
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3)原産国の確認方法:最短はタグ(スニーカー)とケアラベル(服)
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スニーカーなら、基本はシュータン裏(ベロ裏)のサイズタグ。新品なら箱ラベルも早いです。たとえばナイキ エア マックス 90やナイキ エア マックス 95みたいに定番で流通量が多いモデルは、ロットで国が変わることもあるので“見比べ”に向いています。
アパレルは内側の洗濯表示(ケアラベル)を見るのがいちばん確実。たとえばナイキ テック フリース ジョガーやナイキ クラブ フリース パーカーは、ケアラベルで原産国確認しやすい代表格です。
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4)正直に言う:原産国より「個体差チェック」のほうが100倍大事
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原産国を気にする人ほど、僕はこう言いたいです。原産国で悩む前に、まず“現物の作り”を見てください。特にフリマや並行輸入は、国名よりも個体のコンディションと整合性が命。
スニーカーで見るべきポイント(僕が必ず見る順)
・左右差(つま先の反り、履き口の高さ、形の歪み)
・接着ライン(はみ出し、隙間、浮き)
・ステッチ(飛び、曲がり、糸処理)
・タグ印字(極端に薄い、誤字、情報が不自然)
・箱ラベルと本体の整合性(サイズ・品番・カラー名の辻褄)
たとえばナイキ ブレーザー MID ’77やナイキ コルテッツみたいにシンプル構造のモデルは、逆に“粗”が目立ちやすい。接着のムラが見えたら、原産国がどこでも僕は避けます。
アパレルで見るべきポイント
・縫い目の飛び、糸の始末
・プリントや圧着のムラ(剥がれ・ズレ)
・副資材(ファスナー、スナップ、ドローコード)の取り付け精度
機能系ならナイキ Dri-FIT Tシャツやナイキ プロ タイツ、アウトドア寄りならナイキ ACG ジャケットを基準に“縫製のクセ”を覚えると、他アイテムでも違和感に気づきやすくなります。
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5)原産国が気になる人ほどおすすめしたい「見比べ向き」ナイキ製品(全部広告URL)
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ここからは、“原産国チェック”にも“買って満足”にも寄る、僕の推しを多めに置いておきます。定番はもちろん、用途別に「選ぶ理由」がはっきりしているモデル中心です。
■定番・街履き(流通が多く、原産国の違いに遭遇しやすい)
・ナイキ エア フォース 1 ’07(迷ったらこれ。タグも見やすい)
・ナイキ ダンク ロー(ロット差を体感しやすい)
・ナイキ エア ジョーダン 1(ディテール多め=チェックの勉強になる)
・ナイキ ブレーザー MID ’77
・ナイキ コルテッツ
・ナイキ P-6000(メッシュ系の縫製・接着の観察に良い)
・ナイキ ショックス TL(構造が独特=個体差が分かりやすい)
・ナイキ エア ハラチ
■エアマックス(箱ラベル含めて見比べが楽しい)
・ナイキ エア マックス 1
・ナイキ エア マックス 90
・ナイキ エア マックス 95
・ナイキ エア マックス 97
■ランニング(機能の差が出る=買って満足しやすい)
・ナイキ ペガサス 41(万能枠)
・ナイキ ボメロ 17(快適寄り)
・ナイキ インヴィンシブル 3(脚を甘やかしたい人向け)
・ナイキ リアクトX インフィニティ ラン
・ナイキ ズーム フライ 6
・ナイキ ヴェイパーフライ 3
・ナイキ アルファフライ 3
・ナイキ ズームX ストリークフライ
・ナイキ フリー RN
■トレイル(原産国が気になりやすい用途特化。買うならここ)
・ナイキ ゼガマ トレイル 2
・ナイキ テラ カイガー
・ナイキ ジュニパー トレイル
■トレーニング(丈夫さ重視。縫製と接着の観察にも向く)
・ナイキ メトコン 9
■アパレル&小物(“原産国を見比べる”なら、実はこっちが簡単)
・ナイキ テック フリース ジョガー
・ナイキ クラブ フリース パーカー
・ナイキ ウィンドランナー ジャケット
・ナイキ エリート クルー ソックス
・ナイキ ヘリテージ バックパック
・ナイキ ブラジリア ダッフルバッグ
・ナイキ キャップ
・ナイキ ハイドレーション ボトル
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6)まとめ:原産国で悩む時間を「良個体を選ぶ目」に変えよう
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ナイキの原産国は、モデルや時期で変わるのが当たり前です。会計年度2024の公式開示でも、フットウェアはベトナム・インドネシア・中国が主要生産国として明確に示されています。(SEC)
だから僕のおすすめはこうです。
(1)まずタグで原産国を確認して情報の整合性を取る
(2)次に左右差・接着・縫製・印字で“個体”をチェックする
(3)最後に、自分の用途に合うモデルを選ぶ(街履き、ラン、トレイル、トレーニング)
原産国は“気になるポイント”でOK。でも、そこに引っ張られすぎると、いちばん大事な「良い個体を掴む」から遠ざかります。ナイキは分散生産のブランド。だからこそ、買う側は“観察力”で勝つ。これが、僕の結論です。

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